トモエガモとオナガガモの交雑

トモエガモとオナガガモの交雑

1/6 栃木県の井頭公園を散策しました。

▼久しぶりに当地に足を運んだ目的が、このトモエガモとオナガガモの交雑個体を観察すること。(Baikal Teal x Northern Pintail hybrid)

▼杭で休んでいると教えて頂き、すぐに見ることができましたが、ほとんど爆睡状態。
ようやく上げた顔を見ると不思議な顔立ちで惹きつけられました。

▼かなりトモエガモ要素が強いのですが、嘴はオナガガモの水色で、体の後方もピンテール気味になっています。
帰り際までずっと一羽で杭で休んでいるので、異質感から孤立しているのだろうか…と心配になってきました。

▼来るたびにカケスを見かけていた篠藪から今回もカケスが複数羽出てきました。(Eurasian Jay)

▼たまたま立ち止まった水たまりで、柵越しにクイナを見ることができました。(Brown-cheeked Rail)

▼林を見ながら歩いていると、アカゲラが1羽頑張って採掘作業をしています。(Great Spotted Woodpecker)
しかし、そのそばの木にももう1羽アカゲラが。

▼さらに進むと、またアカゲラ。今度は2羽がもつれ合いの喧嘩をしてパッと離れたところ。
アカゲラがこんなに多い公園は初めてです。

▼しつこく歩き回ってようやくルリビタキの雌タイプを見つけました。つぶらな瞳の個体です。(Red-flanked Bluetail)

▼夕方になるとビンズイたちが地面に降り始めました。(Olive-backed Pipit)
5年前より今年は小鳥が少ない印象でしたが、整備された非常に歩きやすい公園ですばらしいです。