涸沼にてトモエガモ、ホシムクドリ

涸沼にてトモエガモ、ホシムクドリ

11/20 涸沼を散策しました。

▼昼間から風が強かったので、風にあおられたチュウヒが近くで見られるのではないかという目論見を持ってヨシ原に赴きました。

▼たしかにチュウヒは風で前に進めず長いこと飛んでくれたのですが、1羽出たきりパタリと飛ばなくなってしまいました。(Eastern Marsh-Harrier)

▼仕方がないので周辺を散策していると、水路にトモエガモの姿が見えます。(Baikal Teal)

▼何万羽と見られる場所もありますが、涸沼では群れなすことなく1羽でもいれば嬉しい存在。雄2、雌1が見えました。

▼夕方に向かって気温がぐっと下がり、風もあいまって厳しい寒さに。チュウヒが出るまで小鳥を撮っていると、細くなったセッカが写っていました。(Zitting Cisticola)

▼今季一番の寒さに耐えていると、ようやくチュウヒ(目つき鋭い個体)がヨシ原の中から飛び出しました。どこも飛んでいないと思ったらすでにヨシの中で休んでいたとは驚きです。

▼チュウヒの飛び出しに刺激されたのか、ヨシ原から2羽の小鳥も追従して出てきたのですが、撮っているあいだはなんの鳥だかわかりません。

▼拡大してみると、なんと涸沼ではレアなホシムクドリ。(Common Starling)

▼チュウヒはしばらく飛んだあと、何をするでもなく再びヨシ原の中に入ってしまいました。最近突然寒くなったので、チュウヒもこたつから出られない人間みたいな気分なのかもしれません。