2023年2月の大洗-苫小牧航路の往路~ウミスズメ、カモメ等
2/25 大洗苫小牧航路に行ってきました。
3月は乗ったことがあり、もっと寒い2月の様子に興味があったのでチャレンジしてきました。
日中の時間帯を北方海域の観察に充てるため、夕方便を利用。風雨を避けて観察できるデッキが数名しか入れないため少人数で挑みました。
結論としては、2月は万人におすすめできる時期ではないということが理解できました。
▼日の出くらいから観察を始めると岩手沖で、ウミスズメ(写真)やトウゾクカモメ、コアホウドリがそこそこ次々と出てきます。
▼ハイライトであろう津軽海峡と北海道海域を前にして、この頻度の鳥の出はかなり幸先が良いと感じました。コアホウドリ。(Laysan Albatross)
▼他の時期と違ってよく見られ、新しい発見だったのが外洋を飛ぶ「カモメ」。(Mew Gull)
▼ミツユビカモメは冬の始めのようにまとまっておらず、海に散在している印象でした。(Black-legged Kittiwake)
▼ミツユビカモメの若、背中の墨汁で書いたような黒いラインがおしゃれです。
▼青森を越そうかという頃になって雪が舞い、吹雪のようになってきました。ハシブトウミガラス。(Brünnich’s Guillemot)
▼ハシブトウミガラスはもっと会えるかなと思っていたのですが、片道で3回見たかどうかという感じで、その少なさは意外でした。
▼津軽海峡以北に期待していたところ、その津軽海峡からパタリと鳥影がなくなり、「エッ」という感じになりました。ようやく出てきたカモメとミツユビカモメの群れ。
▼しかたないから苫小牧港入港の直前に期待するしかない…と思っていたら、また吹雪になってしまいました。クロガモ。(Black Scoter)
吹雪が無くてもそれ以前にウミスズメ類などの気配が皆無で、北海道付近の海鳥はいったいどこに行ってしまったのだろうかという感じがしました。
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