2018年6月大洗-苫小牧航路の鳥見往路(1)フルマカモメ、カンムリウミスズメ
6/29-30 大洗苫小牧航路の往路、苫小牧へ向かう途中でデッキから観察した鳥の記録です。
▼29日の19:45大洗出港の夕方便で苫小牧に向かい、朝4時30分頃の岩手県沖あたりからデッキで観察を始めました。
カンムリウミスズメが1羽、2羽とポツポツと合計6~7羽ほど出ました。(Japanese Murrelet)
太く長い眉斑、目先の白さ、くちばしが長く細長い面立ち、等から総合的に判断しています。
(左下のは冠羽は見えているのですが、シルエットはウミスズメ的で迷っています)
▼クロアシアホウドリ、コアホウドリが凪いだ海に浮かんでいるのが見えたあと、フルマカモメが出てきました。(Northern Fulmar)
▼フルマカモメがよく見えて嬉しいなあと思ったら、またすぐ近くに出てきました。黒、灰、褐色、色々な羽色が混ざっています。
▼次に出てきたのはハイイロミズナギドリ。今の時期は、類似種のハシボソミズナギドリは北海道より北へ行っているので、日本近海にはハイイロミズナギドリが圧倒的に多いそうです。(Sooty Shearwater)
▼ハシボソミズナギドリに比べ、胴体が葉巻のように長く、体が重そうに羽ばたきながら飛んでいました。
▼さて、またしても近いフルマカモメ。先程の個体より黒め。いろいろなバリエーションがあるフルマカモメです。
▼こちらは白いフルマカモメ。とても遠かったですが、初めて見たので嬉しい出会いです。
▼コアホウドリは、クロアシアホウドリより全然数が少なかったです。(Laysan Albatross)
▼ハイイロミズナギドリの大群。北の海に来たぜ…!という感じがします。
▼全身真っ黒なアカアシミズナギドリ。嘴のピンク色(見えれば足も)がポイント。写真を撮れたのはこのときだけでした。(Flesh-footed Shearwater)
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