西パプア探鳥記 West Papua(12・了)ソロンの鳥たち
2017/9月、インドネシアの西パプア、ソロンの近郊の鳥たちです。最終回です。
ソロンでは雨にたたられなかなか思い通りに探鳥できませんでしたが、ワイゲオ島とは異なる鳥たちに出会いました。
▼ワイゲオ島のナキカラスモドキとそっくりなオナガテリカラスモドキ。違いは尾で、オナガテリカラスモドキは尾が燕尾状になっています。(Metallic Starling)
▼目先が黒いパプアオオサンショウクイ。(White-bellied Cuckooshrike)
▼日本でもおなじみのスズメ。雨宿りしている様子の可愛らしさも同じです。(Eurasian Tree Sparrow)
▼悪天候の中、どうにか撮影できたウロコミツスイ。嘴が細く長いのでタイヨウチョウかなと思って油断しているとこんな鳥が…。(Brown-backed Honeyeater)
▼頭上を疾走するムジアナツバメ。(Uniform Swiftlet)
超高速で特徴が微妙な違いのアナツバメ類などを確信を持って見分けられる達人達の識別能力には毎回脱帽です。
▼薄いブルー・グレーにポチッとした黒い瞳が印象的なノドグロオオサンショウクイのメス。(Boyer’s Cuckooshrike)
▼日が落ちる中、車道脇の水路から飛び出したリュウキュウヨシゴイ。(Cinnamon Bittern)
▼リュウキュウヨシゴイは初めて見たのですが、翼の先がヨシゴイと違って濃紺色じゃないんですね~。
▼白い斑が微妙な位置で気になるキイロカササギビタキのメス。(Golden Monarch)
▼驚いたのは、こんな場所でツツドリに出会ったこと。日本などで夏に繁殖を終えた個体が、早くも9月に越冬のためにニューギニア島へ来ているということです。
▼最後は色鮮やかなハチクイで〆。
今回の西パプアツアーでは98種の鳥が見られました。そのうち71種がライファーです。
道のりはハードでしたが大本命の極楽鳥が無事に見られ、その他にも短期間でこの周辺独特の鳥が見られました。
合計3日間もかかる大移動でしたが、和気藹々と過ごしたお陰でたいして長くも感じることもありませんでした。
お世話になった皆様には心より感謝申し上げます。
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