メリケンキアシシギを探しに

メリケンキアシシギを探しに

5/18 毎年県内の同じ場所に飛来するというメリケンキアシシギを求めて足を延ばしました。

▼到着するとあたりにはコアジサシが2~3羽飛んでいる様子が見られ、海上の浮遊物に乗っているコアジサシも見られました。(Little Tern)

▼定番の場所を見るもターゲットは見つからず、近くのテトラポッドを覗きながら探していると時折キョウジョシギと目が合いました。(Ruddy Turnstone)

▼なにかいないかとスコープで遠景を眺めると、150メートル先におやすみしているキアシシギ的な鳥が…。全然近づけない場所なのであれがメリケンキアシシギだと厳しい…。

▼しばらく見ていると一瞬立ち上がりました。顔から胸から下尾筒まで灰色がかっていて、かなりメリケンキアシシギっぽい感じです。

▼キアシシギでは下尾筒の脇にここまではっきりと縞は出ないでしょう。(Wandering Tattler)

▼どうにか近くで見えないかと苦心していたとき、メリケンキアシシギが警戒したのか声を上げました。キアシシギの声とかなり違い、それより濁っており、少しケレケレとしたような響きを含むピピピという声でした。それを聞いて本当にメリケンキアシシギなんだなと確信に変わりました。

▼結局ほぼ動かず日向ぼっこをしていたメリケンキアシシギ。次のチャンスがあるときにはもう少し近くで嘴の溝などを確認してみたいと思います。