涸沼のオオワシ飛来2020

涸沼のオオワシ飛来2020

2020/1/21 昨日、今年も待ちに待った涸沼のオオワシ確認の第一報が届きました。

96年から連続飛来していると言われ、だとすると24年にもなるオオワシの同一個体。年齢的に25歳くらいが野生環境下の寿命とされていることから、ここ数年は毎年飛来してくれるかどうか非常にやきもきします。
そんな伝説のオオワシが現れたのは、1月20日の午後2時過ぎとのこと。
20日にオオワシを愛する涸沼の仲間から連絡を受けた時には万感の思いに包まれました。

▼翌日、早起きしてオオワシを探しに行こうと思っていたところ、さらに早くオオワシ探しに出ていた身内Ⅱが網掛の杉の木にとまっているのを発見。連絡を受けて駆けつけると、オオワシは樹上で朝日を受けて輝いていました。

▼実際に見るとますます感動。オオワシが病気にも事故にも遭わず、毎年来ていること自体が奇跡の現象としか言いようがありません。(Steller’s Sea-Eagle)

▼突然あらわれた存在感の大きいオオワシのところへハシブトガラスが集まってきました。

▼ハシブトガラスは、嫌がらせにオオワシの尾を引っ張りたそうでしたが、オオワシににらまれて臆したのか、代わりに手前の杉の葉っぱを引っ張っていて愛嬌がありました。

▼今度はトビが襲来。口を開けて威嚇します。

▼8時になって帰ろうとしたところ、突然飛び出し、涸沼のはるか遠くの対岸へと飛び去りました。
今年も涸沼を盛り上げてくれることは間違いありません。オオワシには春まで涸沼を満喫して欲しいものです。