10/30～31 大洗苫小牧航路のとんぼ返りツアーに行きました。

▼10/31の復路(苫小牧～大洗)の記録です。夜明けとともに見始めるとハジロミズナギドリが1分あたり7羽くらいが飛ぶ状況が続きましたが、次第にそれが3羽となり、八戸を過ぎたあたりからパタリと見られなくなりました。ハジロミズナギドリの流れが切れた頃、ミツユビカモメが1羽だけ見られました。(Black-legged Kittiwake)

▼その後、1羽の小鳥が船体の脇から舞い上がり、上空でしばらくホバリングし始めました。おかげでどうにか撮影できたので確認すると、なんとルリビタキの雄成鳥です。陸伝いではなく海上を渡るルリビタキ。たくましいその姿に感動です。(Red-flanked Bluetail)

▼往路と同じ久慈沖でふたたびアホウドリが登場しました。今度は真っ黒な幼鳥です。嘴が太く鳥島系アホウドリの面構えです。(Short-tailed Albatross)

▼往路より復路で多く見られたカモ類。マガモとともに1羽小柄なコガモと思しき個体。(Mallard、Eurasian Teal)

▼コアホウドリはとにかくよく出ました。(Laysan Albatross)

▼往路より復路で2.5倍以上の238羽。復路は天気が良かったのですが、風向きの関係で美しい下面が撮りづらく残念。

▼水を薙ぐコアホウドリ。

▼往路では150羽ほど見られたフルマカモメですが、帰りは8羽に。しかし近くで着水している個体が多く、鼻管などがよく見えました。