森のコサメビタキ祭り


5/1~5/2 水戸市の公園で夏鳥を探しました。

▼桜山は、昨日までいたキビタキが抜けてちょっと静かな雰囲気に…。シメは引き続き群れで見られました。(シメ Hawfinch)

▼翌日も桜山へ。ビンズイも見られ鳥自体はいるのですが、渡りの夏鳥としてはセンダイムシクイ1羽だけ。でも今季初めての「チヨチヨビー」に嬉しくなりました。(写真はビンズイ Olive-backed Pipit)

▼水戸市森林公園に移動してみると、予想以上に夏鳥の気配があり、駐車場に続く道の入り口からキビタキの声が聞こえました。(Narcissus Flycatcher)

▼小鍋~大鍋のあたりでキビタキ、エゾムシクイなどの声を楽しんだあとは場所を変えて探鳥。
すると、頭上で複数のキビタキがけんかし、イカルも通り過ぎていきました。(Japanese Grosbeak)
センダイムシクイの声も響き、まるで高原のような雰囲気です。

▼驚いたのは、コサメビタキの多さです。確実に存在を確認した個体だけでも6羽以上いたので、実際にはもっといたでしょう。
普段ここでそんなにコサメビタキを見ないので、たまたま渡りの前線に遭遇したのかなと思います。(Asian Brown Flycatcher)

▼この春はコサメビタキがまるでヒバリのようなさえずり方であることを知り、このような環境でヒバリっぽい声が聞こえたらコサメビタキを疑うと良いということを学びました。

▼クロジが中型の鳥とけんかしているところに行き会いました。
頭上のクロジを撮ったところ、下尾筒(お尻)の羽が実はヒヨドリ的なデザインであることに気づきました。(Grey Bunting)