宮城県の鳥たち(1)カリガネ、ハクガン等


1/17~20 宮城県で探鳥するツアーに参加しました。

▼初日は伊豆沼・蕪栗沼周辺エリアで無数のマガンの中からカリガネを探します。いくつかの群れを当たっていると、1つの群れが見つかりました。

▼黄色いアイリング、小ぶりな桜色の嘴が特徴のカリガネ。(Lesser White-fronted Goose)

▼2017年冬以来の6年ぶりの出会いだったので感慨深いです。前回の時とほぼ変わらない場所に居たので、どういうわけかこのエリアが気に入っているようです。

▼前回見たときはライファーだったので必死でしたが、今回は気持ちの余裕を持って観察できました。

▼今回感じたのは、降りている時も飛翔時も、想像以上にマガンと似ているということです。

▼マガンの群れに入っていると馴染んでしまい、双眼鏡でしっかり確認しないとどれがカリガネなのか、目が慣れるまではわからなくなります。

▼こちらはマガンの群れ、青のカラーリングF35を着けた個体がいました。

▼日暮れには伊豆沼でガン類の塒入りを観察しました。堤防から見える田んぼでは、マガンの群れの中にハクガンが数羽見られ、これらの個体がいつ飛び立つのか緊張しながら見守りました。

▼しかし、まったく注意を払っていなかった反対側からハクガン130羽ほどの群れが沼に向かってきました。(Snow Goose)
2017年に来た時には、蕪栗沼でハクガンを1羽見て感動したのですが、現在こんな数が見られるとは。

▼やがて日が沈むと、近くにいたハクガンの群れも塒入りし、水面のマガンの群れの中にも点々と見られました。