8/1～8/6 小笠原のツアーに参加しました。

ずっと前から決まっていて楽しみにしていたツアーでしたが、あいにくの台風6号の影響で行きのおがさわら丸は今まででも一番の長く大きなうねりに見舞われました。
新発売の最強クラスの酔い止め”センパアPro“を試験的に投入。
薬はかなり効果があったものの、意識が朦朧として集中力が発揮できなかったのが悔しかったです。

▼そんな中、往路1日目で突然現れたアオツラカツオドリ。それまでほとんど鳥影がなかったので、ガイドさんが遠くに飛ぶのを見つけて下さった時には色々準備ができておらず、うっかり広角端で撮ってしまいました。いずれにしろ水平線やや下くらいの距離ではありましたが、記念すべき初見です。(Masked Booby)

▼その後は、パラパラと飛ぶアナドリを見つつ、日暮れ頃にアカアシカツオドリ褐色型成鳥が出現。(Red-footed Booby)
あとは船底に寝転がってうねりが少しでも落ち着くのを祈るのみでした。

翌日は、船酔いで地べたを這うようにしてようやくデッキまで上がり5時から観察開始。
5時すぎには、幻のオガサワラヒメミズナギドリがパタパタとうねりの中を頼りなげに飛ぶ姿をガイドさんと2人で観察しました。
しかし、気づいたときにはかなり離れており撮影できず悔やまれます。

▼数は少なめだったシロハラミズナギドリ。(Bonin Petrel)

▼オガサワラミズナギドリが現れました。(Bannerman’s Shearwater)
全体的に海鳥の数は少ないのですが、出てくる鳥がそれぞれインパクトが大きいというドキドキの航路です。

▼7時すこし前には、今回ぜひ見たいと思っていたクビワオオシロハラミズナギドリが登場。(White-necked Petrel)

▼お仲間が早く気づいてくれたお陰でかなりしっかり見ることができ、往路では一番感動した出会いでした。