2021年11月大洗-苫小牧-八戸航路(7・了)トウゾクカモメ、イソヒヨドリ


11/5-7 大洗-苫小牧-八戸航路の海鳥観察に行きました。

最終日、苫小牧から大洗への復路の様子です。

▼にわかに、謎の鳥が船についてきているという話が。影が見えるたびに2階まで上がって探してみますが、見つかりません。
何度目かでようやく撮影成功。イソヒヨドリでした。(Blue Rock-Thrush)

▼最近の航路の復路はなぜかほとんど鳥が出ません。往路と復路で通るコースが違う?等と色々考えてみますが理由は不明です。
ようやく船から見えたのはコビレゴンドウの群れ。これはかなり近くて迫力がありましたが、咄嗟のことで全体が入りませんでした。

▼いつもの秋の復路に比べるとポッツンポッツンと鳥が出て、そんなに飽きない状況ではあったので、頑張って粘っているとトウゾクカモメが今回一番近くを飛んでくれました。(Pomarine Jaeger)

▼頭の黒い帽子が薄くて目がはっきりわかる個体です。

▼トウゾクカモメが船に随伴してくれると盛り上がりますね。どんどん近づいてきたあと、船首にスーッと抜けていきました。

▼関東に近づいても、完全に虚無の時間が訪れるわけではなくたまにコアホウドリが飛んでくれたり…。(Laysan Albatross)
(一緒にいるのはオオミズナギドリ)

▼フルマカモメも幾度となく飛びました。(Northern Fulmar)
今回は、直前に台風が抜けてほっとしたのもつかの間、すぐあとに強烈な低気圧が迫っており、運良くあいだをすり抜けるようにして航路観察に出かけることができました。そんな海況だったためか、全体的に種数は少ないものの鳥の数が多く「当たり」といえる成果になったと思いました。