スマトラ探鳥記 Birding in Sumatra(12)スマトラガマグチヨタカ
2019年3月にインドネシアのスマトラ島にて探鳥しました。
6日目。前日のうちにクリンチ山から2時間ほど離れた、同じ山系の谷沿いにある探鳥ポイントのタパンロードに移動しました。
▼道沿いの木々に訪れたバードウェーブの中に見つけたクリガシラモリムシクイ。(Chestnut-crowned Warbler)
▼バードガイドのDwi氏がスマトラガマグチヨタカ見たい?と言うので、もちろん見たいと伝えたところ、ロードサイドのちょっとした枝にある巣を見せてくれました。(Short-tailed Frogmouth)
Sumatran frogmouthとしても知られ、最近スマトラ島の固有種に分化したそうです。
▼胸の白い鱗状の羽根がスパンコールのようでおしゃれ。抱卵するのはオスの仕事だそうです。
▼何度も見かけたヒムネスミゴロモは意外と撮影困難。(Black-and-crimson Oriole)
▼ズグロゴジュウカラ(Blue Nuthatch)。
こんな綺麗なゴジュウカラがいるのかと驚きました。微妙に色調の異なる水色、青で構成された背面はステンドグラスのようです。
▼同時に現れたのはヒメアオゲラ(Lesser Yellownape)。ペアでおり、鳴き交わして交尾する場面も。
▼木の間から猛禽類が見えました。飛翔を撮影された方と照合してハチクマだとわかりました。
個人的には、冠羽があり虹彩が黄色い点から最新の図鑑では留鳥のSunda honey Buzzardかもしれないなと思いました。
▼さてこちらはスマトラ島固有種シラガオナガです。(Sumatran Treepie)
白髪というか白い帽子をかぶったような容姿で、木々の間をうまく逃げるので意外と撮影チャンスは少なかったです。
▼ハイイロオウチュウは道沿いで頻繁に見られました。ヒタキのように虫を捕まえては同じ位置に戻ります。(Ashy Drongo)
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