夏の北海道(2)サロベツ湿原~夏羽のオオジュリン


6/21~24 北海道の北部で探鳥、今日はサロベツ湿原を散策しました。

▼2箇所目のポイントへ。いたるところに点々と咲いているオレンジの花はエゾカンゾウ。サロベツ湿原を代表する花で有名ですね。

▼池にはコウホネが咲いており、面白い景色を作っています。

▼声や姿を遠くにみとめていたコヨシキリをようやく近くで見ることができました。(Black-browed Reed-Warbler)

▼電線にとまっていたニュウナイスズメの雄。(Russet Sparrow)

▼眉斑がはっきりしているのは雌。雌雄ともに餌を運んでいたので子育ての真っ最中です。

▼こちらは夏羽のオオジュリン。草地の地面付近に雌雄が出入りしており、巣の存在が感じられました。
オオジュリンのバリバリの夏羽や繁殖の様子は関東では見られませんから、とても楽しみにしていた出会いでした。(Common Reed Bunting)

▼電線で留まってさえずっていたり、近くを飛び回っていたのはカッコウ。小鳥たちの巣を狙っているのかもしれませんが、カッコウが見やすいのも小鳥の繁殖がさかんなこの地ならではという感じがしました。(Common Cuckoo)