鹿島灘にねぐらをとるオオヒシクイたち


2/5 県央の海辺を散策しました。

▼この港には珍しく、シノリガモが入っていました。(Harlequin Duck)

▼浜辺で鳥見をしていると「さんふらわあ」夕方便が入ってきたので、太陽の絵柄の真ん中に突堤の先で休むミユビシギとハマシギをいれて撮影してみました。

▼大洗の沖合の鳥は極めて少なかったので、鉾田のほうまで南下してみました。するとようやく、アビ類の大群を見ることができました。

▼しかしアビ類以外は見つからずにいたところ、「あれはなんだろう?」という声が。

▼茶色いわらわらとした塊が海上に浮いています。カモにしては大きく、現場で「オオヒシクイかもしれない」ということに。

▼当たりをつけて別の浜辺に移動しました。すると、やはり陸から500m+の距離はあるものの、オオヒシクイとはっきりわかる画像が得られました。

▼海上の数は150~160羽で、稲波干拓地の現在のオオヒシクイの個体数158羽と矛盾しません。また、稲波干拓ではこの時間帯はお留守とのことでした。(Taiga Bean Goose)

▼2015年頃から稲波のオオヒシクイ達は鹿島灘に行くことが増えてきたと聞いていましたが、こうして実際に海上にねぐらをとっている光景を見られたのは思わぬラッキーで、オオヒシクイ達の生活の一部を知る貴重な経験でした。
25秒の動画です。ゆらゆら揺れる波のあいだから時おり姿が見えます。