銚子沖にて(1)~オオミズナギドリの大群


6/10 千葉県・銚子沖にて小型船から海鳥観察を楽しむ機会に恵まれました。

数日前まで低気圧で大荒れの海でしたが、この日だけ奇跡のような穏やかな晴れ。天恵に感謝しつつ、いよいよ出発。酔い止めを早めに飲んで準備万端です。
船からの観察経験はあれど、これだけ小さな船からの観察は初めてです。

▼屏風ヶ浦の独特の地形を右手に眺めながら漁港を出ると、さっそくハシボソミズナギドリが浮いていました。(Short-tailed Shearwater)

▼水面の位置が低く、今まで見たことがない景色の中で鳥が見られました。推定ハイイロミズナギドリ。(Sooty Shearwater)

▼目的の海域へは1時間以上かけて向かいましたが、その道程では沢山のオオミズナギドリが近くで見られました。(Streaked Shearwater)

▼いつも大海原を飛んでいるクロアシアホウドリが、海辺の街を背景に飛ぶ姿には痺れました。(Black-footed Albatross)

▼出発してから1時間ほど経つと、ついに凄まじい鳥山が見えてきました。

▼小魚の群れに1万羽ものオオミズナギドリが群がっています。

▼小型船が近づくと、低いデッキから間近にオオミズナギドリが見え、「ピー!」と声が聞こえてくるほど。

▼陸からだとスコープを使ってどうにかその姿を認識できる存在だったオオミズナギドリ。

▼知られざる海上での食生活が目の前で見られ、一同大興奮です。

▼揺れ揺れですが、どうにか動画を撮りました。スローモーションです。よろしかったら迫力満点のオオミズナギドリの群れをご覧ください。