オオマシコの親分


12/25 県北にオオマシコを探しに行きました。

▼前の記事で掲載したオオマシコ5~6羽の群れの他に、2羽だけのオオマシコの群れを観察しました。
そのうちの1羽は見事な成鳥オスで、道の脇の木に堂々と留まっていました。(Pallas’s Rosefinch)

▼憧れの成鳥オスのオオマシコを見られて良かったなあと思いながら、帰路に就こうとしたところ、地表で採餌しているオオマシコの若オスを見つけました。

▼さらに奥に目をやると、先程のオス成鳥と同じ個体と思われるオオマシコの”親分”が佇んでいます。

▼警戒心が解けるまで待っていると、再び採餌を開始して、少しずつ近くに来ました。

▼オオマシコの若いオスが朱色なのに対して、成鳥オスは紫蘇(しそ)色で、特に顔周りは銀白色に輝いており、シルクの刺繍糸のような艶です。

▼こうした成鳥オスは、ベテランの感覚では数十羽に1羽しか見られないとも聞きます。

▼親分はチームのリーダーとして先頭に立って警戒していました。初めてじっくり見られ、感動のひとときでした。

▼オオマシコの成鳥オスの輝きが静止画では表現しきれないので、28秒の動画を掲載します。大画面で艶めきを感じて頂ければ幸いです。