県央のシロカモメ、タイミル
3/10 平磯でカモメを観察しました。
▼1羽でモデルのように立っているオオセグロカモメ成鳥夏羽がいました。妙に格好いい。(Slaty-backed Gull)
▼少し進むと、タイミルセグロカモメ(taimyrensis)が魚をつついていました。
足が黄色っぽく、くちばしの赤斑が大きく全体的にオレンジ味が強く見えます。
▼タイミルセグロカモメは、ヒューグリンカモメの亜種、亜種として無効、ヒューグリンカモメとセグロカモメの交雑個体群、独立種などの諸説のあいだを揺らめく現時点では立ち位置が微妙な存在とのこと。
同個体が翼を広げると、換羽が遅いため一番外側の初列風切(P10)が伸長中、黒色部は7枚目(P4)まで及び、ムーンはかすかという、図鑑通りのパターンで「ほー。」となりました。
▼横顔はセグロカモメより精悍で、くちばしは均一的に太めに見えました。首の後ろには短く太い線が集中しています。
▼一番ヒューグリンカモメに近いルックスの別個体がこの写真の左側の個体です。全体的に少し小ぶりで、足が目玉焼きの黄身のような黄色、背中の色は右のセグロカモメよりもすこ~し濃いグレーです。(ヒューグリンカモメはウミネコ並みに背中の色が濃い)
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