9/25　白樺峠の記録です。ハチクマ成鳥オスと思われる個体だけを集めてみました。

▼まずは以下の個体のように、羽が傷んだり抜けていたりする年季の入った羽衣であれば成鳥、と判断できるそうです。

▼次に、尾羽根と次列風切に明瞭な黒い帯があり、顔は青灰色で虹彩が黒であればオスとのこと。

▼ハチクマ雄の黒い帯は、部族の長のかぶっている帽子のようなパターンで、圧倒されるかっこよさです。

▼また、チュウヒと同様に、ハチクマも羽の色のバリエーションが豊富な猛禽類でもあります。

▼人間で言えばTシャツの部分にあたるところの色が実に様々で、ファッションショーのようでしたが、実はこの部分は雌雄・老若の識別には関係ないそうです。

▼胸の色はおおよそ、黒っぽい暗色型、白っぽい淡色型、褐色がかった中間型などに分けられるとのことですが、どのハチクマも微妙に違っていてオンリーワンの装いに見えました。

▼スコープで見ると、こちらに向かって飛んでくる青灰色の顔がよく見え、次第にポチッとした瞳が可愛いような気がしてきました。