12/4 涸沼の西側のカモ群の中に、珍しめのカモを見つけました。

▼まずは、トモエガモ。マガモ等の群のなかに少々バラけた状態で5～6羽を観察しました。(Baikal teal)

▼日本海側が荒れたため、トモエガモの小群が避難に来たものと思われます。

▼トモエガモのオス3羽とメス2羽は確実に数えましたが、何度か猛禽に驚いて飛ばれてしまいました。

▼それでもオス一羽が近くのヨシ原前まで来てくれて、スコープがあればかなりよく見える距離で飽きることなくずっと観察を楽しむことができました。

▼さらに、同じ場所で見たこともない姿のカモを見つけ、びっくり仰天。

▼全体のシルエットや嘴はオナガガモのオスのそれなのですが、頭はうっすら緑に光っており、胸の色は褐色で、尾のあたりはなんとなくマガモ的です。なんとも個性的でおしゃれです。

▼図鑑で調べると「オナガガモとマガモの交雑種」と多くの特徴が一致しました。交雑種の中では比較的見られる組み合わせとのこと。