台湾紀行(3)~夢のヤイロチョウ


6月末に訪れた台湾の記録です。

▼台湾のヤイロチョウポイントに連れて行って頂きました。(Fairy Pitta)
ベストショットだけ見ると、難なく見られたような気が自分でもしてしまうのですが…

▼1日目の挑戦は、降り注ぐ無慈悲な強雨と、振り払っても振り払っても湧いてくる毛虫の大群に辟易し、おまけにヤイロチョウも出ず、かなりぐったりしました。

▼ヤイロチョウポイントに行くときは必ず長靴を、というアドバイスを頂いて、持参していったのですが、地面から跳ね返る雨と這い上がってくる毛虫に長靴は効果テキメンで、持参して本当に良かったと思いました。

ヤイロチョウと思い出の毛虫

▼2日目の早朝は、昨日のスコールが嘘のように天気もよく、舞台のセットが終わるとヤイロチョウはすぐに林から地面の餌場に飛び降りてきました。

▼思ったよりころころと大きめの体型で、ちょんちょんと地面を跳ねながら移動する姿は愛嬌があります。

▼花は地元の方が飾って下さいました。似合ってますか?

▼ただでさえカラフルなヤイロチョウ、黄色いお花を加えてはいささか”盛りすぎ”ではないかという意見もありましたが、もっと可愛く見せたいという地元の方々の愛情は伝わります。

▼5~6回出てきてくれたので、そこにいた全員がばっちり見ることができました。

▼この日滞在していた6時半から8時頃まで出て、その後は一日中出なかったということなので、前日の雨と毛虫の件は帳消しにしても有り余る幸運だったと思います。

▼台湾でも野鳥カメラマンは日本同様に多く、大砲レンズがびっしりと並ぶ中での撮影でした。

▼頭の上にある模様は勝手にコーヒー豆と呼んでます。

▼ヤイロチョウは毛虫には目もくれず、ひたすら太いミミズを集めては飛び去っていきます。

▼本来は全く別の地域のポイントに行くはずだったのですが、台風で現場が厳しい状況になったことからガイドさん達が直前に機転を利かせてスケジュールを変更して別のヤイロチョウポイントにしてくれたのが大当たりに繋がりました。