チュウヒの塒入り観察
1/30 稲敷市の浮島地区にチュウヒの塒入りを観察しに行きました。
▼天気予報では積雪のはずでしたが、県央部は結局ほとんど積もらなかったので、稲敷まで行ってみました。
早くも2時すぎから塒のヨシ原に、三方向から次々とチュウヒが集まってきます。
▼ヨシ原の中や湖畔の木々に、一旦留まって身繕いをするチュウヒの姿も複数羽見られます。
▼涸沼のヨシ原もチュウヒの塒になっていますが、こちらは規模が2~3倍以上なので、矢張り見応えが違います。
スコープの中に5羽も6羽も見え、個体をそれぞれ比較しながら観察できました。
▼こちらの二羽は、右の白っぽいのが国内型成鳥オスで、左の茶色の部分があるのが国内型幼鳥か!?
しかも幼鳥のほうが大きく見えるから幼鳥はメスかもしれない…など考えながら観察できます。
しかし、チュウヒの雌雄や年齢を識別するのはかなりの修行が要りそうです。
▼先頭の成鳥が枯れ草のついたエサのようなものを持っており、幼鳥が果敢にそれを追いかけていました。
このような複数羽のコミュニケーションを観察できるのは、個体数が多い浮島の塒ならではと思います。
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