釣り糸で傷つく鳥たち

釣り糸で傷つく鳥たち

8/13-15 身内らが平磯で観察したキアシシギ、クロサギに釣り糸が絡まっていました。

▼平磯で運が良いと1~2羽見ることのできるクロサギ。(Pacific Reef Heron)

▼今日は見られてラッキー、という感じで楽しく撮影していると…

▼釣り糸が絡まってしまっていました。夏休みということで海辺でレジャーをする人が増えたことによる悪影響でしょう。

▼容易には取れなそうな感じです。貴重なクロサギ、これで命を落とすようなことにならなければよいですが。

▼さらにこちらは深刻な状況です。キアシシギの脚に釣り針が食い込み、釣り糸が岩にひっかかって動けなくなっています。しかも、そこは満潮になったら沈んでしまう場所。

▼見かねた身内らが救助して放鳥しましたが、ひどい出血でこれからどうなってしまうことか…。
3日のあいだにこれだけ釣り糸や釣り針の犠牲になった鳥たちを発見したということで驚かされました。
釣りを楽しむ方にはくれぐれも釣り糸や釣り針などをきちんと片付けて行ってほしいものです。