涸沼にカモがやってきた
10/4 11時頃、涸沼の西側で湖面を見ていると…
▼遠くに浮かぶカモの群れが見えました。スズガモを中心に、ホシハジロ、コガモ、キンクロハジロ、オナガガモなど。久しぶりの冬鳥たちの姿にホロリとします。
▼しばらく見ていると、東である海方面の遥かかなたからV字編隊を組んで飛んでくる鳥たちがいます。つぎつぎと飛来する群れを双眼鏡で見ると、30~60羽単位のヒドリガモやオナガガモの群れでした。それらは涸沼に降りることなくそのまま西の方角へ飛んで行きました。
▼数少ない涸沼に降り立った群れのひとつはスズガモ。(Greater Scaup)
▼先にいたスズガモの群れを見つけて、群れの近くを低く旋回し始めました。
▼合流後に数えたら、潜水系のカモの群れはスズガモ170羽、ホシハジロ2羽、キンクロハジロ10羽という構成になっていました。
▼次にやってきたのはハシビロガモの群れ。ハシビロガモが群れ飛ぶ姿は初めて見たかもしれません。オスの雨覆が水色できれいです。(Northern Shoveler)
▼ハシビロガモは涸沼ではそこまでメジャーではないので珍しいなと思っていると、やはり群れの上で旋回したあと、東の方角にUターンして飛んでいってしまいました。
▼海の方角からつぎつぎとV字編隊のカモたちが飛んでくるマジックアワーは短時間でしたが、今しがた到着したばかりのカモたち、まだ旅の途中のカモたち、それぞれの健気な様子にものすごく感動しました。写真はオナガガモ。
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