サンコウチョウひらり
6/12 山間の方にサンコウチョウを探しに行きました。
▼あまり早く行けなかったので、小鳥の声は控えめ。葉は茂っているし厳しいかなと思っていたら、林道の入り口からしばらく歩いたところでやたらに楽しげなホイホイの声が。
少し戻って声のした方向を見ていると、長い尾をたずさえてサンコウチョウが飛んできました。
いきなり目標を達成できたので、心に余裕ができます。(Japanese Paradise Flycatcher)
▼林道片道2kmも歩いていない気がしますが、密度が高く、3ペアはいたように思われました。
▼こちらのサンコウチョウは、帰り際に出会ったオス。「ギッ」という鋭い地鳴きで気が付きました。
▼なぜこんな見晴らしの良い枝にぽつんと留まっているのだろうかと思っていたら、そこに突然カラスが飛んできました。
サンコウチョウはカラスを警戒して枝先に留まっていたようで、飛んできたカラスに猛然と突っつき攻撃を開始しました。
さらに、目にも留まらぬ早さでメスのサンコウチョウも現れ攻撃に加勢、2羽にハチのように襲われたカラスはこりゃたまらんと退散していきました。
メスは一仕事終えると風のように消えていきましたが、小さな体でよくあんなに激しく戦うものだなと、感動しました。
すごい!
こんな鳥が茨城に!
めずらしい鳥ですか?
見た目からして、普段いそうな鳥じゃなさそうですが。渡り鳥ですか?
素敵過ぎる。 こんな子見れたら感激。
なんともエキゾチックです。
Popo様>
サンコウチョウは、5~6月に東南アジアから飛来する渡り鳥で、夏は日本で繁殖しています。
繁殖地の山林を訪れ「~ホイホイホイ♪」という特徴的なさえずり(声も素敵です)が聞こえる方角をよく探せば、ヒラヒラと飛ぶ姿を見ることはそんなに難しくありません。
しかし、初めて見た時は、この世のものとは思えない妖精のような優雅な姿に本当に感激しました。