
再びのコスタリカ(2)~キボウシスミレフウキンチョウ、ヒワコンゴウインコ
3/10~3/19 二度目のコスタリカ訪問を振り返ります。
▼3/11 サンホセの北西部の私設エコガーデン「ピエレラ・エコロジカル・ガーデン」(→コスタリカの地図)の続きです。
餌台の近くには前回の訪問で目一杯楽しませてくれたハチドリたちがパラパラとですが、やってきていました。今は繁殖期でハチドリたちも忙しく、餌台にはあまり来なくなるそうです。シロエリハチドリ。(White-necked Jacobin)
▼林の中で、コスタリカで是非見たい鳥の一つ、くちばしの長いアカオキリハシに出会いました。喉が白いと雄、こちらは雌です。(Rufous-tailed Jacamar)
▼樹上から覗いているのはキホオボウシインコです。コスタリカはインコの種類も多く、毎度違う種類と出会うので楽しいです。(Red-lored Parrot)
▼今にも雨が降りそうな曇天になってきましたが、現地ガイドさんが狙って探してくれていたシラガフタオタイランチョウが後半どうにか見つかりました。尾の形がとてもおしゃれでシュッとしています。(Long-tailed Tyrant)
▼最後は、併設のレストランでおやつやコーヒーを楽しみましたが、餌台に来る鳥が気になって落ち着いていられません。ナツフウキンチョウ。(Summer Tanager)
▼南北アメリカに分布するフウキンチョウの仲間との出会いも、コスタリカでの楽しみです。ソライロフウキンチョウ(Blue-grey Tanager)
▼色が鮮やかでいつまで見ていても飽きません。コシアカフウキンチョウ。(Scarlet-rumped Tanager)
▼上記のフウキンチョウは前回もよく見たのですが、見たことがない深い藍色と黄色のフウキンチョウが現れました。初見のキボウシスミレフウキンチョウでした。(Yellow-crowned Euphonia)
余談ですが、餌付けのバナナを一部もらって食べたところ、日本で売っているバナナより美味しくて驚きました。
▼こちらはコスタリカで一番見る鳥にして、コスタリカの国鳥・バフムジツグミ。
今回は時期的に前回聞けなかったバフムジツグミのさえずりが森に響いていました。農業国であるコスタリカは、春の農期の訪れをさえずりで知らせるこの鳥を国鳥にしたそうです。
▼1日目が終わろうという頃、最後に立ち寄ったポイントでニショクキムネオオハシが現れました。(Yellow-throated Toucan)
オオハシの仲間は、前回は宿の餌台で間近で見ることができたのですが、繁殖期に入ったためか林の中でしか見ることがありませんでした。
▼さらに、貴重なヒワコンゴウインコが留まっているのを見ることができました。(Great Green Macaw)
依存している木が良質な材木として伐採され、ペットとしても乱獲されたことから一時期激減したものの、国を挙げて対策した結果、数が増えてきたそうです。
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