
再びのコスタリカ(9)~姿も声もユニークなヒゲドリ
3/10~3/19 二度目のコスタリカ訪問を振り返ります。
昨夜のうちにリバークルーズをしていた低地を離れ、雰囲気がガラッと変わる標高1,000m以上の「サン・ラモン」へやって来ました。(→コスタリカの地図)
朝早くから今回のコスタリカの最大のターゲットバード・ヒゲドリを狙ってポイントの高台で待機します。
▼高木に名前の通り胸に斑があるブチタイランチョウが現れました。(Streaked Flycatcher)
▼白い体と赤い顔のコントラストがきれいなサカツラハグロドリの雄も登場。(Masked Tityra)
▼こちらはサカツラハグロドリの雌です。ヒゲドリが現れるまでも退屈することはありません。
▼そのうち、ガイドさんからヒゲドリが来た!との声があり、緊張感が走りました。
背景に緑が入る樹上のベストポジションに登場するのは、かなりラッキーだそうです。(Three-wattled Bellbird)
▼ヒゲドリは、見た目も面白ければ、声も凄まじい、インパクト抜群の珍妙な鳥。
▼正面から見ると、左右、中央の3箇所からヒゲ状の肉垂れが下がっており、一体なにがどうなってこの造形に進化したのか、気になって仕方がありません。
▼この3倍くらいヒゲが長い個体もおり、中央のヒゲは飛ぶたびに振り乱れ、嘴の左右どちらに垂れ下がるのかも見ものだそうです。
▼ビジュアル以上に驚かされるのは、アゴが外れそうに大きく開いた口と、それに伴う超音波ボイスです。
▼標高の高い山間の広い範囲に声を通そうというのか、耳が”キーーーン”となるような衝撃的な声を放ちます。
▼その音声とともにさえずる姿を動画で撮影しました。24秒です。是非お聞きください。
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