奄美大島の旅2025(8・了)~ムネアカタヒバリ、夏羽のコアオアシシギ、ヒバリシギ

奄美大島の旅2025(8・了)~ムネアカタヒバリ、夏羽のコアオアシシギ、ヒバリシギ

4/18~20 奄美大島で探鳥しました。
最終日の天気予報は、残念ながら1日を通して風雨が強く、鳥見はできないと思われました。しかし、午後になると思ったより早く雨雲が抜け、晴れ間が見え始めました。

▼水田エリアに向かうと、畔の草むらでムネアカタヒバリ3羽+タヒバリ1羽の小さな群れを見つけました。(Red-throated Pipit)

▼草でなかなか見えなかったのですが、1枚だけムネアカタヒバリの夏羽の姿が見えるものが撮れていました。

▼その近くの水田には、シギチや先日から滞在中のシマアジなど集合した贅沢な田んぼがあり、その中にコアオアシシギとヒバリシギがいました。

▼両方とも夏羽が美しく、ヒバリシギは一見、夏羽のヨーロッパトウネンかと思うほどレンガ色~オレンジ色の羽根が鮮やかでした。(Long-toed Stint)

▼ヒバリシギの頬には頬紅を入れたように朱色が広がり、胸の縦斑もしっかり入っています。

▼さらに目を惹いたのは、コアオアシシギの夏羽でした。(Marsh Sandpiper)

▼1枚1枚の羽根を見ると、ライトグレーの地色に複雑な黒色の斑が入っています。

▼なかなか近い距離でじっくり見ることがないコアオアシシギの夏羽にすっかり魅了されました。

▼鳥見は諦めていた最終日でしたが、天気予報が良い方向に変わり、夕刻の飛行機の時間ギリギリまで楽しむことができました。