
奄美大島の旅2025(4)~ナイトツアーにて
4/18~20 奄美大島で探鳥しました。
▼1日目の夜は現地のベテランガイドによるナイトツアーです。
まず紹介するのは奄美大島を代表する生き物、アマミノクロウサギ。
▼2024年の奄美大島のマングースの根絶成功、ノネコの対策などが着実に効果を発揮し、見られる個体数がかなり増えているそうです。
▼次は、アマミヤマシギ。こちらの個体には標識がついていました。(Amami Woodcock)
▼ヤマシギと比べると全体的に色合いが暗めで、目の周りに裸出部があり、頭部のバーコード模様も少し違っています。
▼特に、古代エジプトのアイメイクを施したような目が力強くて印象的です。
▼路上で採餌している個体が驚いて樹上に上がることもありましたが、枝に留まるのはあまり得意ではないようでした。
▼さて、ここからは鳥以外の生き物との出会いも。普通のアマガエルより大きなアマミアオガエルです。
▼アマミハナサキガエル。ハナサキは、花咲ガニと同じ漢字かと思っていたら、「鼻先」なんですね。
▼これは個人的にテンションが上った、コモウセンゴケの群落。斜面に赤いペンキが撒き散らされたように生えていました。
▼何度か現れたものの撮影が難しかったアマミトゲネズミ。背中に黒っぽくて短いトゲが密集しているそうで、奄美の固有種です。
▼日をまたいだ頃、すぐ近くに路上の虫を狙うリュウキュウコノハズクを見つけることができました。(Ryukyu Scops Owl)
19時過ぎに始まったツアーが終わったのは翌日の1時過ぎでした。奄美に精通したガイドさんの濃いお話とともに色々な動植物を見せて頂き、楽しい夜となりました。
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