奄美大島の旅2025(1)~クロツラヘラサギ、シギチたち

奄美大島の旅2025(1)~クロツラヘラサギ、シギチたち

4/18~20 奄美大島で探鳥しました。

▼奄美市の天気は芳しくなく、最初に訪れた海岸ではそこそこの雨が降っていましたが、午後の干潮に向けてシギチなどが集まってきていたので、雨のなか夢中で観察してしまいました。
セイタカシギ、オナガガモ、クロツラヘラサギの珍しいトリオ。(Black-winged Stilt、Northern Pintail、Black-faced Spoonbill)

▼遠くまで岩場が広がり、奥ではムナグロや、小さなスコープではよくわからないシギチがたくさん降りていましたが、まずは目の前にいるシギチから撮影。セイタカシギです。(Black-winged Stilt)

▼夏羽のコアオアシシギは、なかなか地元では見られません。(Marsh Sandpiper)

▼朱色の脚が美しいアカアシシギも少しずつ近くまで来ました。(Common Redshank)
アオアシシギやタカブシギも点々と見られましたが、意外と近くまで来ませんでした。

▼夏羽のオバシギも4羽+見られ、次から次と現れる夏羽のシギチに興奮が止まりません。(Great Knot)

▼その傍にはオオソリハシシギも。嘴が長いので雌でしょう。(Bar-tailed Godwit)

▼遠くにウズラシギが4羽ほど群れているのが見えました。(Sharp-tailed Sandpiper)

▼ソリハシシギは地元では秋の幼鳥の観察が圧倒的に多いのですが、この夏羽のソリハシシギは胸元まで縦斑があり、背中の羽根にも模様が見られ、秋とはだいぶ印象が異なりました。(Terek Sandpiper)
そんなこんなで時間を忘れてシギチを見ていましたが、次の予定があり、後ろ髪を引かれつつ海岸を離れました。しかし、久しぶりにシギチをたっぷり見られて嬉しいひとときでした。