2025年10月の大洗-苫小牧-八戸航路(4・了)アトリ、マミチャジナイ、ヒバリ

2025年10月の大洗-苫小牧-八戸航路(4・了)アトリ、マミチャジナイ、ヒバリ

10/8~10 大洗-苫小牧-八戸航路に行ってきました。

▼さて、最後は苫小牧~大洗の夕方便「さっぽろ」からの観察です。朝、観察を始めると南三陸沖あたりでした。そこでアトリの3羽の小群が船につきます。(Brambling)

▼空腹のようで、ロープをつついて餌を探していました。

▼何度も船の周囲に現れ、手すりに留まろうとすることも何度かありました。

▼声を出して仲間に呼びかけるアトリ。

▼船体の脇でアトリを眼下に見ることもあり、腰の白さや翼の模様の美しさにハッとさせられました。

▼船に降りたアトリを見ていると、今度は別の中くらいのサイズの鳥が向かってきました。

▼凛々しい白眉とオレンジの胸、マミチャジナイです。船の上でアトリとマミチャジナイを今季初めて見ることになりました。(Eyebrowed Thrush)

▼さらに船と並走する鳥を見つけ撮影してみると、ヒバリでした。(Eurasian Skylark)

▼しばらくするとまた別の頭の黒いアトリが現れました。

▼陸地が見える距離にあったとしても、あえて海上を渡るアトリ。何か考えがあるのでしょう。小鳥の逞しさを感じられるのは秋の航路の醍醐味です。

▼当初は台風の影響で大洗に帰れないかもと言われていましたが、台風が早めに去って行ったお陰で何ら影響を受けることなく帰着することができました。
今回は往復夕方便の船に乗り、観察できる時間は短いもののレストランなどの充実した設備のお陰で快適に過ごすことができました。今までの旧深夜便のようにはいきませんが、細々と観察が続けられれば良いなと思います。
コアホウドリ。(Laysan Albatross)