2025年10月の大洗-苫小牧-八戸航路(3)クロトウゾクカモメ、トウゾクカモメ

2025年10月の大洗-苫小牧-八戸航路(3)クロトウゾクカモメ、トウゾクカモメ

10/8~10 大洗-苫小牧-八戸航路に行ってきました。

▼さて、一番楽しみにしている八戸苫小牧航路の観察開始です。コガモ。(Eurasian Teal)

▼漁港の周辺ではカモ類がぱらぱらと見られました。ヒドリガモ。(Eurasian Wigeon)

▼湾内にはカンムリカイツブリがすでに群れになっていました。(Great Crested Grebe)

▼オナガガモやハシビロガモの群れ。港の近くではこのように群れが見られましたが、洋上ではなぜかあまり見られませんでした。(Northern Pintail、Northern Shoveler)

▼年齢が進んでいると腰が白くなるクロアシアホウドリがいるそうで、この個体はそれなりの歳と思われました。(Black-footed Albatross)

▼胴体が太く、翼の下面に2つの白斑が見られるトウゾクカモメ。(Pomarine Skua)

▼こちらをチラリと見た顔から突き出す嘴は太く、全体的にたくましい印象です。

▼昨日の大苫航路はハジロミズナギドリ祭りだったので、当然本航路でも山のように出るだろうと思っていましたが、意外にも16羽に留まりました。
コアホウドリは11羽見られました。(Laysan Albatross)

▼久しぶりに見たウトウ。2羽が通り過ぎていきました。(Rhinoceros Auklet)
残念ながら写真は撮れませんでしたが、海面の上を4羽のコクガンが黒い首をぬっと出して浮いたまま流れていくシーンもありました。

▼目の前に流れてきたクロトウゾクカモメ。(Arctic Skua)

▼尾羽根がピーンと細長く、嘴の基部の白ポッチもあります。

▼全体的に鳥が少なかったものの、トウゾクカモメ類を近い位置で見られたのはこの船ならではの収穫でした。