9月末の蓮田巡り(3)~ツルシギ、エリマキシギ

9/28 県南の蓮田を散策しました。

▼さて、他のエリアをざっと見てからまた最初の蓮田に戻り、別のコースを歩いてみました。
するとエリマキシギ4羽に出会うことができました。足元の高低差を差し引いても、雄と雌の体格差に驚かされます。(Ruff)

▼1羽は足が朱色で、おしゃれな夏羽が残った成鳥の雌のようです。

▼成鳥の雌に会うのは大変久しぶりなので、嬉しくなりました。

▼エリマキシギをひとしきり見て、ふと、すでに前を横切ったはずの隣の蓮田を見ると、なんとツルシギが2羽佇んでいます。(Spotted Redshank)

▼エリマキシギに視界をロックオンしていたため、目の前にいたのに気が付かなかったのでしょうか。それとも飛んできたのでしょうか。

▼軽く狐につままれたような気分でツルシギと対峙し、かなり好条件で見ることができました。

▼ツルシギがどこかにいるとは知っていても、広大な蓮田のどこにいるか分からないので、有り難い出会いでした。

▼一方、上空では、群れからはぐれたとおぼしきムナグロがずっと「ピーウィーー」と哀しげに鳴きながら仲間を探しているようで、あまりの必死さに胸が痛くなりました。