6/13～18 2025年の硫黄島3島クルーズに行ってきましたので、振り返っていきたいと思います。

▼いよいよ船が南硫黄島の周回に入りました。波の無い好条件の中、船が島に近づいていきますが、それでも鳥とはかなり距離があります。この白い鳥は、シロアジサシのようです。

▼次第に、あこがれのアカオネッタイチョウがそれとわかる距離で見えるようになってきました。(Red-tailed Tropicbird)

▼初見のアカオネッタイチョウです。はるばる硫黄三島に来たら見たい鳥の筆頭の一種でしょう。

▼赤い尾をスーッと長くたなびかせる姿はクールですが、水かきのついた黒い足が丸出しなのがどことなく愛嬌があります。

▼6月に硫黄三島クルーズに開催されることが初めてということでしたが、6月という時期が良かったようで、アカオネッタイチョウが冬の漁港のカモメかあるいはタカ柱かいうほど多数の個体が頭上高くを旋回している様は壮観でした。

▼何しろ硫黄三島は初めてなので、ベテランの方の興奮する様子を見て、これが普通と思ってはいけないんだなと理解するほかありません。

▼なかなか船体に近づいて来るアカオネッタイチョウはいませんが、運良く順光側を1度だけ飛んでくれ、紅色の美しい嘴や目の周りの独特の模様を見ることができました。

▼南硫黄島に実際に調査で上がった研究者の方のお話が放送されるなか、南硫黄島の海鳥を眺める贅沢な時間で、深く心に刻まれました。