ハイイロチュウヒと”ウルフムーン”
1/14 涸沼のヨシ原でチュウヒの塒入りを観察しました。
▼コチョウゲンボウと目つきの鋭い雄チュウヒが交差しました。(Merlin/Eastern Marsh Harrier)
▼久しぶりに見に来たら、チュウヒがこの1羽しかねぐら入りしなかったので驚きました。あと2羽はいたのですが。
▼日没10分過ぎたころ、唯一のチュウヒと、ハイイロチュウヒの雄が一緒に飛びました。
▼今日のハイイロチュウヒの雄はお出ましが大変遅く、撮影できるのか微妙な暗さになってから現れました。(Hen Harrier)
▼さらに遅れて現れたハイイロチュウヒの若ですが、目を惹いたのはその背後にあった月の大きさと色です。
今日は今年初の満月で、1月の満月はアメリカで「ウルフムーン」と呼ばれるそうです。
▼ハイイロチュウヒの雄がねぐら入りした場所を狙うようにして若鳥が突入し、雄が慌てて飛び出してくるシーンもありました。
▼その後ハイイロチュウヒの雄はどこにねぐら入りしようか探すようにウルフムーンの前を何度も横切りました。
赤く幻想的な大きな月とハイイロチュウヒの雄のコラボレーションが見られ、暗い時間帯まで粘ったかいがありました。
65歳でこの世を去った兄と10年位前に、毎週のように涸沼にミサゴ、チョウゲンボウ、ハイイロチュウヒ、ミミズクなどを撮影に出かけていました。
野鳥撮影は手持ちがいい。三脚で狙っていては軽快に動けないとういう持論の兄に合わせて1DXに300ミリに2倍エクステンダーでポンプ小屋とか芦原付近を徘徊してました。
兄を亡くしたショックで、カメラを手にすることもなくなりましたが、そういう私も65歳になり、たまたま貴方様の写真を目にしてとても懐かしい気持ちになりました。
また再開してみようと思ってます。
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ご兄弟で鳥見をされていた頃のご様子が目に浮かんで、胸が詰まる思いです。
また是非、自然の中に身をおいて、野鳥撮影を楽しんで頂けたらと思います。