2024年の鳥見を振り返る
本年も残り少なくなってきましたので、恒例の振り返りを行いたいと思います。
▼1月、仙台湾のマダラウミスズメ。茨城沖合でも見られていたということですが、近年全く話を聞かないので幻の鳥だと思っていました。機会を得て、この目でしかと見ることができ感動しました。
▼2月、初めての石垣島へ。ガイドさんに見せてもらったり自力で見つけたりで、始終楽しい旅でした。
カンムリワシ、ジャワアカガシラサギ、キガシラセキレイ。
▼3月、茨城県のコイカル。コイカル自体ライファーでしたが、雄が見られたのが嬉しかったですね。
▼コロナ禍を挟んで5年ぶりの海外、初めてのオーストラリアへ。円安ぶりに戦慄しつつも、動物、陸の鳥、海の鳥を楽しむことができました。
コアラ、フウチョウモドキ、セグロシロハラミズナギドリ。
▼地元発の大洗苫小牧航路、今年も無事2往復することができました。センカクアホウドリと推測される個体との出会いも。
▼春からは新潟~長野、佐賀、北海道へと国内の要所へ、遠征をしました。自分たちで調べて散策するため、思い出深い旅になりました。
ノジコ、オグロシギ、エゾライチョウ。
▼7月、涸沼のコウノトリファミリー。
今年の夏も異常な暑さでした。田んぼの環境が悪くなり、もともと大変だった夏の鳥探しが年々難しくなっています。
▼10月、茨城県でムギマキ。
秋の渡り鳥について、個人的にはトケン類もノビタキも1度くらいしか見る機会がありませんでした。
▼11月、神奈川県にてコウライアイサ。
いつか見たいけど見られる日が来るのか?と思っていた懸案の鳥といくつか会え、ライファーを20種増やすことができました。
遠征を企画して下さったリーダー、旅をご一緒したり情報交換したりする鳥仲間の方々など、本年も多くの方に大変お世話になりました。
また、拙いブログをご覧頂いている皆さまにも感謝申し上げます。
今年は、地元で鳥を探すのに四苦八苦した一年でした。昨年の冬は冬鳥が多く、春までその余韻は続きましたが、夏からは命の危険が感じられるような暑さが続き、出かけることも厳しいだけでなく、涸沼の湿地環境が乾燥して鳥が姿を現さなくなりました。
さらに秋からの冬鳥に期待するも、気候変動の影響なのか秋の渡りが変則的で、結果として冬鳥は過去一番少なく、1月になろうというのに例年通りの水準になる気配は感じられません。
これまで当たり前に見られていた鳥がこれからも見られるとは限らないのではないか、という不安と向かい合いつつの鳥探しですが、来年もどうにか細々ブログを続けて行きたいと思います。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。(管理人・yotty)
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