新オープンの鉾田市の涸沼水鳥・湿地センター(観察棟)

新オープンの鉾田市の涸沼水鳥・湿地センター(観察棟)

11/17 先日本格的にオープンした鉾田市の涸沼水鳥・湿地センター(観察棟)「鈴の音テラス」を訪れました。

▼涸沼に流入する大谷川の河口に、ラムサール条約登録の涸沼の学習拠点として環境省が整備した観察棟ができました。

▼建物の2階は室内に10台くらいスコープが並んでいて、厳冬期も無風のなか快適にスズガモたちを観察することができます。これはガラス越しに撮った写真ですが、高い位置からスズガモの群れを脅かすこと無く1羽1羽しっかり見ることができるので、今後この場所から思わぬ珍ガモが見つかるかもしれないという期待を持ちました。

▼施設から今までどおり堤防に出て、直にスズガモたちを近くで見ることもできます。(Greater Scaup)

▼キンクロハジロたちものんびりと過ごしています。(Tufted Duck)

▼周囲のヨシ原も小鳥が多いので、今季初のカシラダカに会うこともできました。(Rustic Bunting)

▼湿地エリアの整備された木道からはセッカを発見。(Zitting Cisticola)

▼河口のヨシ原ではホオジロが穂を食んでいました。(Meadow Bunting)

▼涸沼湖畔では珍しくメジロもやってきました。(Japanese White-eye)

▼最後にはミサゴが施設の前を横切っていきます。(Osprey)
鳥も多く快適な設備のある涸沼水鳥・湿地センター(観察棟)、今後は涸沼を盛り上げる拠点として活用されていくのではないでしょうか。近いうち茨城町側の展示施設も行ってみたいと思います。