秋の飛島2024(9・了)コジュリン

2024/10/18~22 秋に飛島を訪れた時の記録です。

▼最終日の22日。たまたまカラスバトの群れが林の中で動いているのを見つけ、撮影することができました。(Black Wood Pigeon)

▼ハヤブサは複数のつがいが棲息しているそうで、2羽で飛ぶ様子など毎日のように観察しました。(Peregrine Falcon)

▼柿の木は今日もクロツグミが見られていますが、メンバーは変わっていません。(Japanese Thrush)

昼には船で帰らないといけないので、高台には上がらず低地を散策しました。
お仲間が懸案のカラフトムジセッカが潜んでいる茂みを発見し、自分も双眼鏡でしっかり特徴を観察することができたのですが、素早く逃げられ撮影チャンスを逃すという痛恨のミス。その後も、出た出ないで何人もが捜索しましたが、安定して見られることはありませんでした。

▼その後は、宿の前に別の怪しい鳥がいたとの情報が。見にいってみるとコジュリンでした。(Ochre-rumped Bunting)

▼コジュリンの背中が素敵な模様なのは知っていたのですが、こんなに近くで見る機会は今まで無く、複雑なデザインに驚かされました。

▼飛島でコジュリンを見るのはけっこう珍しいとのことだったので、最後に味わい深い出会いでした。

▼崖でミネラルを補給しているのかアトリが張り付いています。(Brambling)
それを見ていると、「いまオオモズっぽいのが飛んだ」と緊迫ムードが走りました。しかし、姿は見つからず…ここでタイムアップで帰りの船に向かいます。
代船による運航でいつも以上に運航の可否がシビアな中、この日無事に出航し、結果として1泊の延泊で帰ることができたのはかなりの幸運でした。