秋の飛島2024(7)シベリアジュリン

秋の飛島2024(7)シベリアジュリン

2024/10/18~22 秋に飛島を訪れた時の記録です。

▼4日目の21日。本当は今日帰る予定だったのですが、渡航して以来ずっと欠航しており今日も欠航になってしまいました。
晴れていて鳥も少なそうなので、のんびりと鳥海山に登る朝日を見ました。

▼案の定どこに行っても鳥が低調な中、「シベリアジュリン現る」の報が流れました。しかし、点々と移動しているようで、見つけることができません。途中で得た情報から自転車置場のあたりに探しに行くと、松の木にカシラダカが上がってきました。(Rustic Bunting)

▼更にもう1羽上がってきました。逆光のなか、これもカシラダカ…??と呟いたその時、同宿の方から「それシベジュ!」の声が。

▼探していたものが突然目の前に現れるとは、なんというラッキー。
順光で見ると確かに明るい色でシベリアジュリンの色合いです。

▼執着している範囲が限られていたので、焦らず距離を詰めていきます。

▼上の嘴がまっすぐで黒いのもよく見え、シベリアジュリンの特徴をしっかり見ることができました。(Pallas’s Reed Bunting)

▼図鑑で見ると、雌のようです。

▼これは翌日、帰りの船に乗る前の様子ですが、かなり狭い範囲にこだわっていて、何度飛ばされても最後にはそこにいました。

▼そういう人をあまり恐れず、餌場に執着するところもシベリアジュリンらしい感じがしました。