秋の飛島2024(4)カラフトムシクイ、キマユムシクイ

秋の飛島2024(4)カラフトムシクイ、キマユムシクイ

2024/10/18~22 秋に飛島を訪れた時の記録です。

▼3日目の20日。雨上がりで少し鳥に変化が見られました。校庭にキマユムシクイが出てきました。(Yellow-browed Warbler)

▼キマユムシクイとの出会いも相当久しぶりなので、見てそれと分かった瞬間はかなり嬉しかったです。
そこで、お仲間からライファーのカラフトムシクイが坂の上に出ているとの情報が。

▼自転車で坂道を渾身の筋力で漕ぎ上がり、息を切らせギラギラとした眼差しで探しますが、影も形もありません。一歩遅かったかと思いつつ草むらを呆然と見つめていると、小さくて黄色っぽいムシクイがひょこっと現れました。カラフトムシクイです。(Pallas’s Leaf Warbler)

▼頭央線と眉斑が黄色っぽくて太く、翼帯の線も太いので、小さいのですが、華やかに見えます。

▼飛んだ時のブレブレ写真を見ると腰が白く見えました。ものの10秒見えたかどうかという出現時間でしたが、今回の飛島で撮影できた唯一のライファーなので本当に嬉しかったです。

▼その後は、難敵カラフトムジセッカとウグイスとの識別に悩まされる場面も(写真はウグイス)。(Japanese Bush-Warbler)
この時期のカラフトムジセッカは表に出てくる時間が短くなってきていたようで、一日に1名が撮影できるかどうかという状況でした。

▼こちらは地元の方が耕す傍らで採餌していたメボソムシクイ上種。今日はムシクイ類に動きが見られた日でした。