8月中旬の稲敷(2)~オグロシギとオオソリハシシギ

8月中旬の稲敷(2)~オグロシギとオオソリハシシギ

8/19 稲敷の蓮田を散策しました。

▼蓮田の小型シギチたちを見ていると、突然に2羽の大型シギチがこちらに向かって飛んできました。

▼背中を見て一目瞭然、オグロシギとオオソリハシシギです。(Black-tailed Godwit,Bar-tailed Godwit)

▼蓮田に降りると水浴びを始めました。

▼オグロシギのほうは肉眼で見るとかなり赤く、成鳥夏羽か幼鳥かよくわからないほどでした。

▼水浴びを終えるとピョーンとジャンプしてオオソリハシシギより長い脚を披露しました。

▼オオソリハシシギは眠ってしまいました。オグロシギのほうは片方の翼が落ちています。

▼オグロシギは羽根に摩耗がみられないので幼鳥なのですが、いつも秋に見るおとなしい色合いの幼鳥とあまりにも異なるので気になりました。
どうやらこの赤みが強く派手なのが幼羽の初期状態で、秋が深まるにつれ摩耗・褪色して羽縁ができたり白っぽい色になったりして、第一回冬羽と入れ替わっていくという流れのようです。

▼周囲にはショウドウツバメが3~4羽飛んでいました。(Sand Martin)
オグロシギたちは、しばらくすると飛び立ち、その後の話ではそのまま旅の続きに出たようでした。