宮古島の夏(9)~ミフウズラ、ツバメチドリ

宮古島の夏(9)~ミフウズラ、ツバメチドリ

6/30~7/3 沖縄県の宮古島で探鳥しました。

7/3 宮古島の田園地帯を散策しました。
土地勘のないフィールドですが、とにかく田園地帯の鳥を探してみようとひたすら車で走り続けました。

▼ようやくツバメチドリの幼鳥を発見。(Oriental Pratincole)

▼凛々しいお顔立ち。農作業をしている別の田んぼではもっと沢山見られたとか。

地元でも見られるツバメチドリはさておき、とにかく宮古島で見たい&撮りたいのがミフウズラです。
しかし、走れども走れども、眼力を振り絞っても見つかる気配がなく…。
一瞬、横切ったのを仲間が見つけてくれましたが、一度サトウキビ畑に隠れられるともう見つかりません。

▼もう諦めのムードすら漂いだしたとき、赤茶色の土が広く露出した畑を通り過ぎた瞬間、別の仲間が声を上げてミフウズラの出現を教えてくれました。茶色くて土と同化しており、目の前なのになかなか見つかりません。(Barred Buttonquail)

▼端っこの農作物が生えているほうから見晴らしの良いほうへ、走り抜けていきます。

▼喉が黒くてちょっと強そうなほうが、雌です。

▼ミフウズラは繁殖形態がタマシギと同じで、一妻多夫。雄が抱卵、育雛を担います。

▼そういう部分にも興味が湧いて、一度見たかった鳥だったので、こうしてペアが歩いているところをしっかり見られて本当に嬉しかったです。

▼薄茶色のほうが雄ですが、宮古島の赤い土色とそっくりで全然目立ちませんね。

▼この後は全然見つからず、ワンチャンスでしたが、その一度きりが完璧な出現でした。