涸沼でコシャクシギを探してみた結果

涸沼でコシャクシギを探してみた結果

4/17 涸沼でコシャクシギを探しました。

前日の16日に西日本を中心にコシャクシギが2桁から3桁の個体数で大量飛来し、太平洋側でも1~2羽見つかっているという情報をネットで見たので、「涸沼にも来ているはずだ」という強い思い込みを胸に周辺を探しました。

▼すると、本当にコシャクシギを見つけることができました
前を確認しながらゆっくり進んでいたとき、はるか先の農道にツツツと求めていたそのシルエットが姿を現したのです。漫画なら目が飛び出すところです。
コシャクシギ(Little Curlew)

▼しかし、前に出られるとこちらとしては詰み形。事前の情報収集で、”速攻で飛び去る場合あり”と知っていたので、200m以上ありましたがもうこの距離からは詰められないと覚悟しました。

▼熱気で空気が歪んでいるのと手が震えるのでモヤモヤ写真を量産してしまいましたが、とりあえずは証拠写真。

しばらくはじっとしていてくれたものの、何かをきっかけに突然飛び立ってしまいました。
途中で降りることを期待しましたが、最終的に姿が見えなくなるほど遠くへ飛去。再会は諦めました。

▼錐揉みするようなおかしな飛び方だったのはもともとそういう鳥なのか、あるいは猛禽類の姿でも見かけて異常な飛び方をしたのか、わかりません。

妄想で狙って探していたら本当に初見のコシャクシギに出会ってしまい、今までにない興奮に包まれるとともに、全国各地の状況がネットを通じてわかることの大事さを大いに感じました。
まだこれからもムナグロの群などに入っている可能性はあるので頭の片隅に置いておきたいところです。

▼チュウシャクシギとの識別点は腰の色。(写真は両方コシャクシギ)