初見のシベリアジュリン


1/22~2/14 冬の間にシベリアジュリンを観察する機会に恵まれましたので、数回に分けて掲載します。

未見の鳥なのでぜひ見てみたいと何度か足を運びますが、広い範囲を移動しているうえ、オオジュリンとそっくりで識別が難しく苦労しました。

▼初めてシベリアジュリンを見られたのは、日没寸前になった頃でした。外見の識別点を色々と予習していましたが、実際に見た時には行動パターンに強い違和感をおぼえました。(Pallas’s Bunting)

▼第一印象は背中の縦斑が黒くセッカのようにコントラストが強いということでした。
これは…と思いしばらく見ていると、2羽がヨシ原の低い位置で地面に降りたそうにしています。

▼地面で採餌すると図鑑等で知っていましたが、人間がいても地面に執着し続けるあたりが変わっているなーと思いました。

▼飛翔時に翼帯が2本はっきり見え、小雨覆も灰色っぽく写っていました。

▼個人的な終認は2/14でした。
オオジュリン寄りのシベリアジュリンなのか、あるいはオオジュリンなのか、パッと見ではわからないことが多く、毎回首を捻りながら見ていました。この個体は嘴の特徴からシベリアジュリンかなと思っています。

▼最後に見た姿です。夏羽になるところまで見られたら良かったのですが、その後探しても見つからなくなってしまいました。

▼最初は自分で見つけられるか不安でしたが、怪しい場所を丹念に見てホオジロ類をじっくり観察、考えるひとときは刺激的で面白い時間でした。
発見者の方には色々とご指導頂き、感謝です。