2021年の鳥見を振り返る

2021年の鳥見を振り返る

本年も残り少なくなってきましたので、恒例の振り返りを行いたいと思います。

今年はコロナウイルスが年明けから猛威を振るい、そこに追い打ちをかけるように涸沼のオオワシの飛来が途絶え、気が滅入る時期が長く続きました。
そんな状況に振り回されつつも、色々な方の助けがあり、どうにかライファーを5種増やすことができました。

▼まずは、地元の涸沼ですが、オオワシの飛来が確認されなかったため、冬は今までになく閑散としてしまいました。
印象深いのは秋のノビタキで、今までに経験したことがないくらいよく見かけました。

▼ここからはライファーを中心に振り返ります。
2月は県南でマミジロタヒバリを見る機会に恵まれました。
一度空振りだったので、二度目に目の前に現れた時はとても嬉しかったです。国内ライファー。(Richard’s Pipit)

▼自力発見で驚いたのは、那珂川河口のハシジロアビ。嘴の象牙色の輝きは一度見ると忘れられません。(Yellow-billed Loon)

▼3月、今年あちらこちらで見られたノハラツグミがついに茨城にも。スコープで遠いのをじっくり見たのがすでに懐かしいです。ライファー。(Fieldfare)

▼5月、自分で探してみても全く見つかる気がしないので諦めていたら、舞い込んできた県南のシベリアオオハシシギの情報。すぐに突撃して見ることができました。ライファー。(Asian Dowitcher)

▼数年前に場所を伺ったものの、遠くて行く機会が無かったシラコバト。意を決して行ってみるとまだ同じ場所に居てくれました。ライファー。(Eurasian Collared-Dove)

▼6月、初めて訪れる群馬県の田園地帯で、しかもかなり広大な範囲を捜索しなくてはいけなかったムラサキサギ幼鳥。諦めかけた最後に出てきたので異様に嬉しかったです。国内ライファー。(Purple Heron)

▼コロナ感染者が激減した7月と11月に地元発の大洗苫小牧航路に仲間内で行きました。
夏はベタ凪だったので数は少ない印象でしたが、秋は逆に大しけで鳥が沢山出ました。コアホウドリ。(Laysan Albatross)

▼今年未曾有の当たり年のソリハシセイタカシギ。憧れの鳥を3度も見る機会に恵まれて、毎回楽しかったです。(Pied Avocet)

▼今年初めて行った他県への航路以外の鳥見旅行。秋田県の八郎潟へ行きました。
茨城でも東北でも感染者がほとんどいない状況が続き、安心して純粋にバードウォッチングが楽しめました。
こういう当たり前の不安のない旅行に行ける日が、これからもずっと続くことを願ってやみません。

本年も、ブログをご覧いただき、いいね、ブログランキングへの投票など、日々応援を頂きまして有難うございました。

くる年が皆様にとって幸多き一年でありますようお祈り致します。(Yotty)