11/28 県内でソリハシセイタカシギ2羽を観察しました。すでに抜けたので掲載します。

▼11/19に稲敷でソリハシセイタカシギを1羽観察する機会に恵まれましたが、その後、別の場所にも滞在している個体がいることがわかりました。(Pied Avocet)

▼本来ならば関東に1羽出たら大騒ぎですが、今年は風向きの関係なのか驚くべき数の飛来が確認されることになり、こちらでも2羽が11月中旬から12月初旬まで3週間ほど滞在したようです。

▼2羽が採餌する様子が近い距離でよく見られました。

▼手前の個体は頭部が淡い色でいかにも若鳥という感じ。
もう1羽も飛翔すると雨覆に褐色の羽が残り、少し先輩ではあるもののやはり若鳥(第一回冬羽)にみえました。

▼深めの蓮田で、一体何を食べているのか盛んにシュッシュと嘴を差し入れています。

▼ソリハシセイタカシギといえばこの嘴のエレガントな曲線美。

▼稲敷の個体は嘴を薙刀のように使って水面を横に滑らせて採餌していましたが、こちらは単純に差し入れる形で採餌しており、環境によって使い分けているのかという話にも。
採餌の様子を35秒の動画にしてみました。