2021年11月大洗-苫小牧-八戸航路(3)トウゾクカモメの急襲

2021年11月大洗-苫小牧-八戸航路(3)トウゾクカモメの急襲

11/5-7 大洗-苫小牧-八戸航路の海鳥観察に行きました。

15時半を過ぎ、いよいよ大洗苫小牧航路・往路のクライマックスに突入です。

▼この紙吹雪のようなものはすべてオオミズナギドリなどの鳥で、この風景が長々と、水平線の方まで続いています。
日本版アリューシャンマジックのようだと皆で大興奮。

▼レアな鳥を見逃さないように撮影より双眼鏡によるチェックを優先してしまいましたが、カメラで動画を撮影しておくべき光景でした。
オオミズナギドリやミツユビカモメのおびただしい数の群れが乱舞し、海面にはクロマグロが小魚を追って飛び上がります。
このような祭り状態は本航路では大なり小なり見られますが、今まで見た中では最大規模でした。

▼このような状況が始まると必ず混ざっているのがトウゾクカモメ。(Pomarine Jaeger)

▼オオミズナギドリやミツユビカモメがとらえた小魚を奪うために他を圧倒するスピードで飛んでいる姿が目に入ります。

▼緩急をつけたトリッキーな飛び方で餌を奪う相手(オオミズナギドリ)を海面に落としました。

▼オオミズナギドリも負けじと頑張り、海面をリングにしてプロレス状態。

▼ところで、トウゾクカモメは「ビール腹」と図鑑に書いてありましたが、たしかに…。