2021年7月の大洗-苫小牧航路(3)カンムリウミスズメ多し

2021年7月の大洗-苫小牧航路(3)カンムリウミスズメ多し

7/16 大洗苫小牧航路の往路の記録です。

▼北海道の海域に入りつつある17時半ごろ、フルマカモメが1羽ちょっと元気がなさそうに降りているのが見えました。船体が近づくとバタバタと暴れましたが、飛び去ることもありませんでした。フルマカモメは今回2羽ほど見ました。(Northern Fulmar)

▼マグロが魚を狙ってバンバン飛び出します。いわゆる「大間のクロマグロ」ではないかと期待してしまいますが、果たして。

▼アカエリヒレアシシギの群れが断続的に現れ、パラパラと飛びだします。海面上にいるときは、非常に小さいため、鳥なのか浮遊物なのかよくわからないほどです。(Red-necked Phalarope)

▼カンムリウミスズメは、北の海域にいくにつれ数が増えていきました。繁殖期が終わってちょうど近海に数が多い時期のようです。(Japanese Murrelet)

▼鏡のような海面にカンムリウミスズメが顔を出しました。ウミスズメは繁殖のためもっと北の海域におり、今の季節は見られないとのこと。

▼このように何羽か並んで現れることが多いのですが、浮上、潜水を繰り返すため、なかなか揃って撮れません。

▼海面をじっと見ているとポコっと波紋が立ち、そこを注意しているとカンムリウミスズメが出てくるというパターンが多かったですが、凪の時の限定ワザです。