5/9 涸沼を巡回しました。

▼各地区でチュウシャクシギの少群を観察。その後しばらくすると、北部に怪しい暗雲が垂れ込めてきたため、帰路に就くことにしました。
最後に一粘りしていると、人気の少ない水田にスラッと大きめの白いシギが降りているのが見え、アオアシシギ4羽を確認しました。(Common Greenshank)

▼2019年水田に1羽いたのを最後に春の涸沼でアオアシシギを見ていないので、4羽もいたのには興奮しました。

▼夏羽のアオアシシギは、首から脇にかけて縦斑が強く出ます。

▼また、背中の上面に部分的に黒い羽根が出るのも夏羽の特徴です。

▼スコープでもしっかり眺めましたが、夏羽のアオアシシギは清楚かつ高貴でたいへん美しかったです。

▼ふたたび涸沼でアオアシシギの群れを見る機会は来るだろうか…そんな思いもよぎりつつの観察でした。
翌日も探しましたが見当たらず、北部に不穏な雲の塊が通過していたために一瞬降りただけのようです。