2020年10月の大洗-苫小牧-八戸航路の旅(4)トウゾクカモメ、ハシボソミズナギドリ

2020年10月の大洗-苫小牧-八戸航路の旅(4)トウゾクカモメ、ハシボソミズナギドリ

10/24 大洗⇔苫小牧、苫小牧⇔八戸の合計4航路に乗るツアーのうち、今回は八戸-苫小牧航路の様子です。

23日の夜に苫小牧西港フェリーターミナルに到着し、その日の夜中のうちに苫小牧から八戸へシルバーフェリーで移動しました。
そして24日の朝に八戸を出発し、苫小牧へ帰りながら航路探鳥をします。
海鳥観察以外でそのような乗り方をする人達はいないのではないでしょうか…。

▼港で出発を待っている間、立派なハヤブサが船につく海鳥を狙ってか近くまで飛んできました。(Peregrine Falcon)

八戸航路は青森~北海道間の鳥影が一番濃いところを通るので、出発してすぐに祭りが始まります。
昨日まで海が荒れに荒れており、今日も風は強烈でしたが観察するデッキの方向を変えて対応します。

▼オオミズナギドリの乱舞が起きるとミナミオナガミズナギドリを探して目を皿のようにします。上のほうにいるような換羽中?のオオミズナギドリは特にミナミオナガっぽく怪しく見え、見るたびに動揺しました。

▼トウゾクカモメが船に寄ってきました。胴体が太くていかにもトウゾクカモメな体型。(Pomarine Jaeger)

▼かっこいいうえ結構近くまで来てくれるので大いに盛り上がるトウゾクカモメの出現です。同一個体。

▼唯一まともに撮影できたハシボソミズナギドリ。おでこが飛び出していて、翼下面がモヤッと白く見えます。(Short-tailed Shearwater)

▼ふたたびオオミズナギドリの乱舞。昨日見た記憶を辿りながらミナミオナガを探し続けました。こちらはオオミズナギドリ。(Streaked Shearwater)